自分で port を作ることや, 既存の port の 更新作業に興味があるのですか. それはすばらしい!
ここでは FreeBSD 用の port を作る際の ガイドラインをいくつか示します. 既存の port を更新したいと考えている場合であっても, まずこの章を読んでから, 次に Chapter 14 を読むようにしてください.
この文書では充分に詳細がわからない場合には, /usr/ports/Mk/bsd.port.mk を参照してください. このファイルは, port の Makefile が例外なくインクルードしているものです. これには細かくコメントが書かれていますので, Makefile を読むのに あまり慣れていない人でも, たくさんの情報を得ることができるでしょう. それでも解決できないような質問は, FreeBSD ports メーリングリスト にポストしてみるのも 良いでしょう.
Note: この文書では, 上書き可能な 変数 (VAR) のうち 一部のものについてだけ述べています. (すべてでは無いかもしれませんが,) ほとんどの変数は bsd.port.mk の先頭部分に記述されています. なお, このファイルは非標準のタブ設定を使用しています. Emacs や Vim は, この設定をファイルの読み込み時に認識するはずです. vi と ex では, 一旦ファイルを読み込んでから :set tabstop=4 と タイプすることで, 正しい値に設定することができます.