3.4. パッチの適用

port の準備段階で追加されたり変更されたりしたファイルは, 再帰的 diff によりパッチファイル化することができます. パッチは適当にまとめて patch-* という名前のファイルに入れてください. * は パッチが適用される順番を示します -- これらは アルファベット順, つまり aa が最初, ab が その次といった順番で処理されます. お望みなら, patch-Imakefile とか patch-src-config.h のように, パッチ対象のファイルのパス名を示す名前を使うこともできます. これらのファイルは PATCHDIR に置いてください. そうすれば自動的に適用されるようになっています. すべてのパッチは WRKSRC からの相対パスにする べきです (通常, WRKSRC は port の tar ファイルが 展開されるディレクトリで, make が実行されるところと同じです). 修正やアップグレードを容易にするため, 複数のパッチで 同じファイルを修正するのは避けてください (たとえば, patch-aapatch-ab が共に WRKSRC/foobar.c を 修正するなど).

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