あなたの port が, インストールされるシステム上に特定のユーザを必要とする場合は pkg-install スクリプトから pw コマンドを実行して自動的にそのユーザを追加するようにしてください. net/cvsup-mirror の port が参考になるでしょう.
あなたの port がバイナリの package としてインストールされる場合とコンパイルされる場合の両方で, 同じユーザー/グループ ID を使わなければならないのなら, 50 から 99 の間で空いている UID を選んで登録してください. japanese/Wnn の port が参考になるでしょう.
既にシステムや他の port で利用されている UIDを使わないように十分注意してください. 現在の 50 から 99 までの間の UID は以下のとおりです.
majordom:*:54:54:Majordomo Pseudo User:/usr/local/majordomo:/nonexistent cyrus:*:60:60:the cyrus mail server:/nonexistent:/nonexistent gnats:*:61:1:GNATS database owner:/usr/local/share/gnats/gnats-db:/bin/sh uucp:*:66:66:UUCP pseudo-user:/var/spool/uucppublic:/usr/libexec/uucp/uucico xten:*:67:67:X-10 daemon:/usr/local/xten:/nonexistent pop:*:68:6:Post Office Owner (popper):/nonexistent:/nonexistent wnn:*:69:7:Wnn:/nonexistent:/nonexistent ifmail:*:70:66:Ifmail user:/nonexistent:/nonexistent pgsql:*:70:70:PostgreSQL pseudo-user:/usr/local/pgsql:/bin/sh ircd:*:72:72:IRCd hybrid:/nonexistent:/nonexistent alias:*:81:81:QMail user:/var/qmail/alias:/nonexistent qmaill:*:83:81:QMail user:/var/qmail:/nonexistent qmaild:*:82:81:QMail user:/var/qmail:/nonexistent qmailq:*:85:82:QMail user:/var/qmail:/nonexistent qmails:*:87:82:QMail user:/var/qmail:/nonexistent qmailp:*:84:81:QMail user:/var/qmail:/nonexistent qmailr:*:86:82:QMail user:/var/qmail:/nonexistent msql:*:87:87:mSQL-2 pseudo-user:/var/db/msqldb:/bin/sh mysql:*:88:88:MySQL Daemon:/var/db/mysql:/sbin/nologin vpopmail:*:89:89::0:0:User &:/usr/local/vpopmail:/nonexistent
このリストを最新の状態に保つためにも, この範囲の UID や GID を予約するような port を作ったり, 既存の port にそのような改変を行なってわたしたちに送るときには UID の予約に関する注意書きをつけてください.