15.17. CFLAGS の尊重

CFLAGS 変数は尊重すべきです. port がこれを無視する場合は, NO_PACKAGE=ignores cflagsMakefile に加えてください.

CFLAGS 変数をきちんと考慮した Makefile の例を以下に示します. += の部分に注目してください.

CFLAGS += -Wall -Werror

次は CFLAGS 変数を考慮しない Makefile の例です.

CFLAGS = -Wall -Werror

CFLAGS 変数は, FreeBSD システムの /etc/make.conf で定義されています. 最初の例では既存の定義を保存しつつ CFLAGS 変数にオプションフラグを追加しているのに対し, 二番目の例では既存の定義をすべて無効にしてしまっています.

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