3.2. オリジナルのソースの入手

(通常の場合,) 圧縮された tar ファイルの形 (foo.tar.gz あるいは foo.tar.Z) で オリジナルのソースを入手して, それを DISTDIR にコピーします. できる限り, 主流のソースを 使用するようにしてください.

ネットワークへの接続の良好な FTP/HTTP サイトを 見つけることができなかったり, 頭にくるような非標準的な形式しか 置いていないサイトしか見つけられないときには, 自分の管理下にあり信頼できる FTP サーバや http サーバ (たとえば, あなた自身のホームページ) に置くこともできます. あなたが選んだサーバが MASTER_SITES に 正しく反映されていることを確認してください.

そのような便利かつ信頼のおける置き場所が見つからない場合, 我々が ftp.FreeBSD.org に 置き場所を提供することもできます. 配布ファイルは, 誰かの freefall アカウントの ~/public_distfiles/ に置かれることでしょう. その port をコミットする人に, 置いてもらえるように頼んでください. その人は配布ファイルを置いて, MASTER_SITESMASTER_SITE_LOCAL にセットし, MASTER_SITE_SUBDIR には 自分の freefall ユーザ名を 入れておいてくれるでしょう.

その port の配布ファイルが特に理由もなく しょっちゅう変わる場合には, その配布ファイルを あなたのホームページに置いて, MASTER_SITES の 最初に指定することも考えてみてください. そうすれば, ユーザが “checksum mismatch” エラーに 悩まされることもなくなりますし, FreeBSD の FTP サイトの 保守担当者の負担も減らすこともできます. また, その port にマスターサイトが一つしか存在しない場合には, あなたのサイトにバックアップを置き, それを MASTER_SITES の 2 番目に 指定すると良いでしょう.

その port がインターネット上で入手できる追加パッチを 必要とするのなら, それも取ってきて DISTDIR に置いてください. それらがメインのソースの tar ファイルとは別のサイトに あったとしても, 心配する必要はありません. そのような状況にも ちゃんと対応できるようになっています (後述の PATCHFILES の記述を ご覧ください).

FreeBSD ports システムに関する質問は、(英語で) <ports@FreeBSD.org> へ、
この文書の原文に関するお問い合わせは、(英語で) <doc@FreeBSD.org> までお願いします。