4.2. Windows NT の設定

Windows NT を LAN の資源として設定するのも比較的簡単です. Windows NT を設定する手順は, ユーザインタフェイスの些細な差異を除けば Windows 95 と似ています.

ここでの手順は Windows NT 4.0 ワークステーション用のものですが, 原則的には NT 3.5x でも同じです. Windows NT 3.5x を使用している場合, 「Windows for Workgroups の設定」を参照するのも良いかもしれません. NT 3.5 と WfW はユーザインタフェイスが同じだからです.

次の手順を踏んでください.

Windows NT 用の "hosts" ファイルをつくる

LAN 上の他の TCP/IP システムに接続するためには, 3.4 章で FreeBSD システムにインストールした "hosts" ファイルとまったく同じものを作成してやる必要があります.



Windows NT の TCP/IP ネットワークの設定



IP アドレスの設定

イーサネットインタフェイスが「アダプタ」ボックスの中に表示されているかどうか確かめてください. 表示されていない場合, アダプタの一覧表をスクロールさせて正しいインタフェイスを探してください.



ゲートウェイの情報の設定

ガイド中のネットワークでは, FreeBSD マシンがインターネットへのゲートウェイとして働き, イーサネットで結ばれた LAN と PPP ダイアルアップ接続間でパケットをルーティングします.



DNS の設定

繰り返しますが, このガイドでは, インターネットサービスプロバイダ (ISP) が利用可能なドメインネームサーバ (または「 DNS サーバ」) のリストを提供しているものと想定しています.

ローカル側の FreeBSD システム上で DNS サーバを走らせたいなら, 第 6 章「熱心な学習者への練習問題」に DNS を FreeBSD システム上でセットアップする時の tips がありますので参照してみてください.



その他の Windows NT の TCP/IP オプション

このガイドでは, "WINS Address" と "Routing" タブの下にある設定は使用しません.

Windows Internet Naming Service ("WINS") を使用したいなら, http://www.localnet.org/ へ行ってみましょう. WINS の設定, 特にインターネット透過でのファイル共有に関する詳細な情報が得られます.

後始末



これでおしまいです!