Chapter 7. 共有ライブラリのバージョン

まず 共有ライブラリの バージョンについての指針を読んで, 一般的に 共有ライブラリのバージョンをどうすれば良いかを理解してください. ソフトウェアの作者は自分がしていることを理解していると, 盲目的に信じていてはいけません; 多くの場合は理解していないのです. 細部にわたって注意深く考慮することは大変重要です. なぜなら我々は, 互換性がないかもしれない大量のソフトウェアを 共存させようとする特殊な状況にあるからです. むかし, 不注意な port の導入が共有ライブラリに関する重大な問題を 引き起してしまったことがあります (なぜ jpeg-6b の 共有ライブラリのバージョン番号が 9 なのか, 今まで不思議に思ったことは ありませんか?). もし疑問があれば, FreeBSD ports メーリングリスト にメールを送ってください. ほとんどの時間は正しい共有ライブラリのバージョンを決めることと, それを実現するためのパッチを作成することに終始します.

FreeBSD ports システムに関する質問は、(英語で) <ports@FreeBSD.org> へ、
この文書の原文に関するお問い合わせは、(英語で) <doc@FreeBSD.org> までお願いします。