15.8. DIST_SUBDIR

/usr/ports/distfiles ディレクトリ内をあまり散らかさないようにしてください. たくさんのファイルを取ってくる port や, 数は少なくても他の port のファイルと混同される恐れがあるファイル (Makefile など) がある場合には, DIST_SUBDIR に port の名前 (${PORTNAME}${PKGNAMEPREFIX}${PORTNAME} を使うといいでしょう) を入れてください. すると DISTDIR がデフォルトの /usr/ports/distfiles から /usr/ports/distfiles/DIST_SUBDIR に変更され, 取ってきたファイルはすべてそのサブディレクトリの中に置かれるようになります.

また, ファイルを取ってくるときにバックアップサイトとして使われる ftp.FreeBSD.org のディレクトリ名にもこの変数の値が使われます (DISTDIR を明示的に指定した場合, ローカルのファイルを置くところは変わりますが, このサイトのディレクトリ名は変わりません. 必ず DIST_SUBDIR を使うようにしてください).

Note: この変数は Makefile 中で明示的に指定された MASTER_SITES には影響しないことに注意してください.

FreeBSD ports システムに関する質問は、(英語で) <ports@FreeBSD.org> へ、
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