15.7. 付加的な文書のインストール

普通のマニュアルや info ファイルの他にユーザにとって有用だと思えるような文書がある場合には, PREFIX/share/doc の下にインストールしてください. これは前記と同様 post-install ターゲットの中から行なうと良いでしょう.

まず, あなたの port のために新しいディレクトリを作ります. どの port の文書か簡単にわかるような名前にする必要がありますので, 普通は PORTNAME を使うと良いでしょう. もちろん, ユーザが異なるバージョンのものを同時に使うことが予想される port の場合には PKGNAME をそのまま使っても構いません.

ユーザが /etc/make.conf でこの部分を禁止するために NOPORTDOCS という変数をセットしている場合には, これらの文書がインストールされないようにしてください. こんな具合です.

post-install:
.if !defined(NOPORTDOCS)
        ${MKDIR} ${PREFIX}/share/doc/xv
        ${INSTALL_MAN} ${WRKSRC}/docs/xvdocs.ps ${PREFIX}/share/doc/xv
.endif

文書ファイルおよびディレクトリはすべて pkg-plist の中に %%PORTDOCS%% を頭につけて書く必要があります. たとえば, 次のようにしてください.

%%PORTDOCS%%share/doc/pure-ftpd/AUTHORS
%%PORTDOCS%%share/doc/pure-ftpd/CONTACT
%%PORTDOCS%%@dirrm share/doc/pure-ftpd

インストール時に pkg-message ファイルを利用してメッセージを表示することができます. 詳細は pkg-message を使うのセクションを 参照してください.

Note: pkg-message ファイルを pkg-plist に加える必要はありません.

FreeBSD ports システムに関する質問は、(英語で) <ports@FreeBSD.org> へ、
この文書の原文に関するお問い合わせは、(英語で) <doc@FreeBSD.org> までお願いします。